今年こそ頑張る。
今年こそ人生変える。
と毎年初詣で願い、流れ星に願い、寺社で願い、年末に来年の抱負として掲げてきた。
自分に対して願うことの無意味さに今更気づいた僕は、今年も願う。
”とりあえず、身の回りの人が健康でありますように”
そうして終わった初詣だが、もうすでに8日。
年始の始動がNEC製のノートPC並に遅い。
僕は今年29歳を迎える。
実家の塗装会社に勤めて3年目。
前職の職歴は新卒から2社で、いろいろ嫌になって実家に戻ってきた。
塗装の仕事は基本的に冬季は行わず、1月15日金曜日の今日も休み。
まだコタツでこの日記を書いている。
車は運転できない。免許はあるけど。
飽き性で、諦めがち。
趣味はない。
将来の夢は、木漏れ日が差す家の和室で、コーヒーとか美味しい料理が香るなか、のんびり暮らすこと。
なんのために今日を生きているのか。
親のスネをかじりながら生きている僕にとっては金銭面の不安がない。
将来の夢も現状、叶ってしまっている。
ではなんのために動き出すのか。
単純に親のスネをかじらずに、生活できるようにしたい。
自立っていうけど、無理やで。
とりあえず、自分でお金を稼ぎ、自分に必要なお金を稼ぐことが目標とした。
”概算総額 300万円”
大体、今の年収がこれに満たないぐらい。
なら本業を上回る稼ぎがあれば文句ないよねってことの目標値。
じゃあこの300万円がどのくらいの規模なのか分解して整理してみる。
一月あたり25万円
一日あたり8,334円(30日間連勤、ニートは年中無休だから)
一時間あたり1,042円(8時間労働)
という感じで、一日8,334円を稼ぎ続けることができれば、年収300万円に到達する。
でもお金を稼ぐ大変さは知っています。
顧客にストレスを抱き、上司に殺意を抱き、同僚や後輩の左遷を願い、クソみたいな社内文化に従う。
「言った、言ってない、聞いてない」、「言われたことだけやってろ、自分で考えてやれ」と責任や面倒ごとはなすりつけ合うことで、日々の仕事は回り、なんとかして稼ぐことができることは知っています。
”ニートの僕には無理です!”
キチガイなお客様に電話とか、頭おもちゃな上司にほうれん草とか、後輩の面倒とか、メンタルがニートなのでやろうとしても逆効果なだけ。
なので、ニートであることを変えることなく、300万円を稼ぎたい。
ちなみに、この「2021年、準ニートの僕が”本当に”動き出す日記」は別にニートからの脱却が目的ではないです。
ニートであり、どう人生を変えられるのかを記録していく日記です。
僕にとって、ニートでなくなる選択をとった時は逃げたということになります。
これから日々の記録をしていきます。
今年は頑張ります。